コロナ試練を乗り越えて成長を目指す2018年IPO銘柄

最終更新: 5月19日

当社では、イグナイトビンテージレポートと称して、国内で新規上場した企業群の、上場後の時価総額推移を独自の基準でランキングし、アナリストレポートとして提供しています。 今回は、2018年IPO銘柄のレポートをまとめました。


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2018年にIPOを実現した企業群は、上場してから2年経つか経たないか、というタイミングで、コロナショックという現在進行形のブラックスワン(発生確率は低いが、実際に起きると大きな不確実性をもたらすイベント)に直面しています。 さあ、これから、というタイミングで、事業推進の前提条件がすべてひっくり返るのは、起業家にとって大きな衝撃でしょう。 このショック、衝撃の大きさは、インデックスにも顕著に表れています。下記は、2012年以降のマザースインデックス指数の推移です。


アベノミクス開始前まで、マザーズインデックスは東証INDEXをアウトパフォームしていませんでした。マザーズ指数は、新興市場銘柄インデックスですから、本来東証TOPIXよりボラティリティが高く、ハイリスクハイリターンであるはずです。 しかし、2012年までは、日本の株式市場でそのような市場形成はなされていませんでした。その後、アベノミクスにより株式市場により潤沢な流動性がもたらされると、マザース指数は恒常的にTOPIXをアウトパフォームする流れとなりました。ここ10年は、新興市場が、新興市場としての本来の機能を果たしてきたといえるでしょう。 では、コロナショックはこのトレンドにどう影響したのでしょうか。

2020年の最初にコロナショックが世界で顕在化した際、マザーズインデックスはTOPIXより大きく下落し、TOPIXのボラティリティを上回る変動を示しました。しかし、その後の回復も同様にTOPIXを上回っています。コロナを経て、社会の構造が変化していく流れの中で、新興市場に上場するスタートアップの変化対応力に市場の期待が集まっているといってよいでしょう。 2018年IPO銘柄の中でも、時価総額が成長している銘柄では、コロナ下での環境変化(働き方、IT教育、福祉、DX)が追い風邪となっている銘柄の成長力が目立ちます。 2018年IPO銘柄全体では、コロナの逆境環境下でも、時価総額の成長総額は8,670億円で、時価総額の減少総額は8,085億円。全体では585億円のプラスです。(当社基準)


但し、時価総額増加額の約6割を、超大型IPOとなったソフトバンク1社が占めています。

2018年IPO銘柄のこれからが期待されます。








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